今年最後のWT1クラスのワンデーレース「イル・ロンバルディア」の展望!
WRITTEN BYvalon_admin
blogこんにちは。
芦屋店の黒木です。
今回は、10月7日に控える、今年最後のワールドツアー1クラスのレース、
イル・ロンバルディアの展望をしてみたいと思います。
2017年 イル・ロンバルディアの展望
まず、歴史あるこのワンデーレースは、上りを繰り返す、240km前後に及ぶタフなレースです。
過去の成績より、総合系の上りに特性のある選手が優勝する傾向にあります。
今年は2015年と同じコースになりますが、その年はニバリ(当時アスタナ)が残り20km弱を見事に逃げ切り優勝しました。
イタリアチャンピオンジャージを纏うニバリが、イタリアのクラシックレース、イルロンバルディアで、1位でフィニッシュし、たまたま飛んできたイタリア国旗が、ガッツポーズをするニバリの体に張り付くという、話しが出来すぎの図
当時、同じくアスタナに所属していたディエゴ・ローザが、最後から2つ目の上りで非常に良い仕事をし、下りで差をつけて逃げ切りました。
そのレースでも5位でフィニッシュし、翌年は惜しくも2位だったディエゴ・ローザは、今年はチームスカイから出場予定です。
クウィアトコフスキーやミケル・ランダといったエース格の選手が出場しますが、チャンスがあれば間違いなく狙ってくるでしょう。
最後から二つ目の上りがポイントになるかと思われますが、その下りが非常に狭くてテクニカルなので、下りに不安を抱くティボ・ピノーにとっては最後の試練になるかもしれません。
2017年 イル・ロンバルディア注目の選手9名
注目選手をざっと挙げますと、
ニバリ(バーレーンメリダ)
ファビオ・アル(アスタナ)
リゴベルト・ウラン(キャノンデールドラパック)
アラフィリップ
ダニエル・マーティン(クイックステップ)
クウィアトコフスキ
ミケル・ランダ
ディエゴ・ローザ(チームスカイ)
ティボ・ピノー(FDJ)
…といったところでしょうか。
他にもラファル・マイカ、ナイロ・キンタナといった選手も出場予定です。
展開によっては、サンウェブやオリカ・スコット、BMC辺りの活躍も十分考えられますが、
個人的にはニバリとスカイの3選手、クイックステップが注目です!