街乗りにおすすめのロードバイク&サイクルウェア5選と注意点
WRITTEN BYvalon_admin
blog最近は街中でロードバイクを見ることが多くなりました。
あの曲がったハンドルとシュッとした見た目、かっこいいですよね。
レースに出る気はないけれど、街で気軽にロードバイクに乗ってみたいあなたにおすすめのロードバイクをご紹介したいと思います。
ロードバイクについて調べてみると意外と高かったり、種類が多すぎて何を選んでいいのかわからない…のはよくあること。
今回は出来る限り値段を抑えて、なおかつ街中でも乗りやすいロードバイクと街乗りにおすすめしたいウェアを選んでみました!
まずは、ロードバイクを購入したあとの最初の注意点から見ていきましょう。
1. ロードバイクを街乗りする時の注意点
1-1. ロードバイクにスタンドは付属していない
ロードバイクにはスタンドは必要ないものとして付属していません。
停めるときは柱などに立てかけることになります。
後付けのスタンドを販売されていますが、立てた時にバランスが悪く車重も重くなり、見た目もスマートではないので、専門店ではあまりおすすめされていません。
1-2. 盗まれないための対策が必要
長時間停めておかないことはもちろんですが、普通の自転車のように車輪だけに鍵をかけるだけでは不十分です。
車体が軽いのでそのまま持っていかれてしまいます。
固定物と結んでおいたり、簡単に切断されない頑丈な鍵を選ぶ必要があります。
だからといってゴツい鍵を選ぶとかなりの重量になるので、持ち運びが大変になるという悩みが生まれます。
この点を考えるとロードバイクを街乗りに使うのは、少し不便と言えます。
1-3. パンクのリスクを考えておく
細いタイヤで不安になりますが、あまり無茶な乗り方をしなければ巷で言われるほどパンクしやすい乗り物ではありません。
とはいえロードバイクのスピードから行動範囲が広がって走行距離が伸びれば、相対的にパンクのリスクは上がります。
いわゆるママチャリと違って簡単にパンク修理ができるので、替えチューブと工具等の用意があれば安心です。事前にパンク修理の手順を調べておくと良いでしょう。
1-4. 室内保管が基本
上でも書いた防犯上の理由に加えて、そのパフォーマンスを長く保つためにも室内で保管したいところです。
定期的に拭いたり、チェーンにオイルをさしていると次第にロードバイクへの愛着も湧いてきます。
ただ場所の確保と家族など同居人の理解を得る必要があります。予算と合わせてロードバイク導入の最初の関門ですね。
1-5. 車道を走行するので交通ルールを遵守する。
ママチャリからロードバイクに乗り換えると、そのスピード感に感動すら覚えると思います。
かなりのスピードが出るれっきとした”軽車両”として交通ルールを守りましょう。
2. 街乗りにおすすめのロードバイク 5選
ここからは街乗りの相棒にするのに最適なロードバイクをご紹介したいと思います。
これが初めてロードバイクになる方も多いと思いますので、10万円前後で収まるモデルを選出しました。
おすすめのロードバイク1. [GIANT] CONTEND2(ジャイアント コンテンド2)
80,000円
走行性:★★★★☆
見た目:★★★☆☆
コスト:★★★★★
台湾の超巨大ロードバイクメーカーのGIANT (ジャイアント)。ほぼ全てのパーツを自社の工場で生産できるため、圧倒的なコストパフォーマンスが魅力です。
同社のオールラウンドモデル「TCR」と長距離向きの「DEFY」の間をとった、とてもバランスの良い一台です。
おすすめのロードバイク2. [LOUIS GARNEAU] CR07(ルイガノ シーアールゼロナナ)
77,000円
走行性:★★☆☆☆
見た目:★★★★☆
コスト:★★★★★
クロスバイクで大人気、ルイガノのロードバイクです。
街中でロゴを見ることが多いのではないでしょうか。
機材のグレードを抑えてかなりの低価格を実現しています。
シンプルなデザインで街中に溶け込みやすいのが、街乗りに適していると言えるでしょう。
本格的に乗り出すようになると、ロードバイクとしては物足りなくなるかも知れません。
おすすめのロードバイク3. [GIOS] FENICE (ジオス フェニーチェ)
89,800円
走行性:★★★☆☆
見た目:★★★★☆
コスト:★★★★☆
イタリアのメーカーGIOS(ジオス)のクロモリフレーム。
アルミ製のエントリーグレードも発売しておりますが、形の美しさからこちらをおすすめしたいです。
昔ながらの細身で直線的な造形から生まれるしなやかな乗り心地は、シンプルに自転車の魅力を引き出してくれます。
“ジオスブルー”といわれる青も特徴のひとつです。
おすすめのロードバイク4. [TREK] Domane AL2(トレック ドマーネAL2)
79,000円
走行性:★★★★☆
見た目:★★★☆☆
コスト:★★★★☆
アメリカの名門TREK(トレック)のエントリーグレードですが、前輪をつかむフォークというパーツにカーボンを使用しています。
Domane(ドマーネ)シリーズはラインナップの中でも、乗り心地や楽なポジションを突き詰めたフレームなので、初めてのロードバイクとして、そして街乗り用としても最適です。
またトレックはフレームに生涯保証がついているので、もしものときも考えると安心できるメーカーです。
おすすめのロードバイク5. [cannondale] CAAD OPTIMO SORA(キャノンデール キャド オプティモ ソラ)
105,000円
走行性:★★★★★
見た目:★★★★☆
コスト:★★☆☆☆
こちらもアメリカのメーカー。キャノンデールのアルミフレームはめちゃくちゃ出来が良いと有名です。こちらは、アルミ製ながら生粋のレーシングフレームであるCAAD12の良い部分を引き継ぎつつ、高いコストパフォーマンスを実現したモデルです。
フレーム単体のポテンシャル自体は今回ご紹介した中でもトップクラスなので、ちょっとしたスポーツ走行になっても応えてくれると思います。
3. 街乗りにおすすめサイクルウェアメーカー5選
ここからは、街乗りに最適なサイクルウェアをウェア店員の視点からおすすめしてみたいと思います。
おすすめするのはこちらのメーカーです。
1. Rapha(ラファ)
2. KAPELMUUR(カペルミュール)
3. rin project(リンプロジェクト)
4. narifuri(ナリフリ)
5. BLUE LUG(ブルーラグ)
みなさんはロードバイクに乗るときにどんな服装で乗っているでしょうか。
昨今は街中でも、いかにも速そうなピチピチのサイクルジャージを見る機会が増えました。
「人前であんな格好はちょっと恥ずかしい…」
「なんかガチ勢っぽくて気が引ける…」
そう感じている方は結構いるんじゃないかと思います。
ピチピチしたサイクルウェアでロードバイクに乗るのは気持ちよくても、その格好のままお店でお茶したり、ご飯を食べたりってなかなかハードルが高いですよね。
あと困るのは輪行のとき。サイクルジャージのまま電車に乗るのは、慣れても視線が気になります。
そんなあなたに送る、日常生活に溶け込むサイクルウェアもご紹介したいと思います。
毎日 普通の洋服で自転車通勤していた私は「こんなに楽になるのなら、もっと早く知りたかった」
という想いでいっぱいになりました(笑)
見た目はただの洋服でも機能は一流!あなたらしいスタイルでロードバイクを楽しみましょう!
おすすめメーカー1. Rapha(ラファ)
シンプルかつ洗練されたデザインでサイクルウェア界において圧倒的な支持を受けるRapha。
サイクルジャージやビブショーツだけではなく、普段から着られるアパレルも多く取り揃えています。
Yシャツやニットなど普遍的なアイテムはRaphaのシンプルな世界観とベストマッチ。
Raphaのイメージカラーのひとつであるピンクがワンポイントとして使われて、可愛いだけじゃなく
分かる人が見たら「おっRaphaじゃん!」となります。
バックパックはビジネスでも使えるシックなデザインです。
また、創業者がポールスミスと親交が深く、コラボ商品も数多く存在します。
もちろんロードバイクへの乗りやすさはお墨付きで、文句無しに街乗りにおすすめできるサイクルウェアメーカーです!
おすすめメーカー2. KAPELMUUR(カペルミュール)
千鳥格子やアースカラーなど落ち着いたアイテムが多く、どことなく大人な雰囲気を醸し出してくれるので街乗りにもぴったり。
男女ともに非常に人気のあるブランドです。
日本のWAVEONE(ウエイブワン)というメーカーがつくっているので、サイズ感は日本人にもピッタリ!
メーカーとしてのサイズ感がゆったり目なので、落ち着いたデザインと合わさって、気取らずにロードバイクに乗るシックな印象を与えます。
カペルミュールのサイクルジャージは普段の洋服を合わせても違和感がないので、「ちょっとカフェまで」みたいな使い方ができます。
乗っていくうちにレースなどに出場したくなってきたら、Lion de KAPELMUUR(リオンドカペルミュール)がおすすめ。シックなデザインはそのままに、競技志向なパフォーマンスを意識したラインナップで、あまり抵抗なくサイクルジャージを着られると思います。
おすすめメーカー3. rin project(リンプロジェクト)
“自転車に乗るのがクセになった方が、乗る時と、乗らない時とを分けなくてもすむように。場所、年齢、服装、どんな状況でも主張しすぎず、とけ込みやすいサイクルグッズ”
引用元rin project
…とありますように、本当に普段使いのできるサイクルアパレルが揃っています。
ベーシックな色合いのアイテムが多く、気負わずに着ていられる印象。
街乗りだけでなく、輪行で景色を観に行ったり美味しいものを食べに行ったり…、なんてスタイルに優しく寄り添ってくれます。
「Casque(カスク)」という小さく折りたためる簡易ヘルメットを販売しており、
サイクルキャップと合わせれば往年のレトロな雰囲気を楽しむことができます。
おすすめメーカー4. narifuri(ナリフリ)
ビルとビルの間をすり抜けて、颯爽と街を流す。。
都会的に洗練されたデザインと、ロードバイクに乗るための機能性が融合した東京発のブランド。
テーラードジャケットやスラックスなどフォーマルなアイテムも取り揃えており、休日の街乗りだけでなく日常のお仕事でも使えるのが特徴です。
今年発表されたマンハッタンポーテージとコラボしたメッセンジャーバッグは、ロゴマークであるペダルがあしらわれ、高い利便性におちゃめなワンポイントが嬉しい素敵アイテムとなっております。
全体的に値段が高い…のでなかなか手を出しづらいですが、一度着てしまったら癖になりそうなサイクルウェアが多数揃っています。
おすすめメーカー5. BLUE LUG(ブルーラグ)
幡ヶ谷や代々木公園にあるお洒落で遊び心にあふれた自転車店「BLUE LUG(ブルーラグ)」。
オリジナルのアパレルや自転車のグッズを数多く展開しており、そのどれもがお店のマインドを受け継いだ楽しくてそれでいて使えるアイテム。
どちらかといえばストリートな雰囲気がただようラインナップです。
ただのTシャツにしても丈夫な生地と絶妙な丈感で、ロードバイクに乗ったとき背中が出ません。
ポップなデザインから質実剛健でタフな製品など、見ているだけでも飽きない!…そんなサイクルウェアブランドです。
いかがでしたでしょうか。
それぞれのブランドで特色が違うので、普段来ている洋服のニュアンスと合わせれば、街乗りにも自然に取り入れることができると思います!
見た目は普通でも、”自転車に乗る”という運動を想定した服なので、着たときの動きやすさと快適性は
普通の洋服に戻れなくなる可能性すら秘めています(笑)
「ロードバイクに乗るときにサイクルジャージを着なければいけない」なんて決まりはどこにもありません。あなたらしい服装でロードバイクに乗れば、もっと街乗りが楽しくなるはずです!