カンパニョーロ POTENZA 11 ポテンツァ コンポーネントを試してみる
WRITTEN BYvalon_admin
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南麻布店の阿藻です。ご無沙汰しております。
近頃の弊社でございますが、新店舗@ビチアモーレ外神田店が10月にオープンした事もあり、
「大事なのは発信力だ!そうだそうだ!」
どんなに魅力的な品揃えがあろうが、技術力と対応力があろうが知られていなければ無意味である。
という事でスタッフ個人個人が各々ブログで情報発信を頑張っております。
私も乗ってないなりに自転車ネタと、
主にプライベートで仕入れた美味しいネタを数多く持ってるのですが、
なかなか更新が捗らない訳でございます。うーむ宜しくない。
思い返せばブログ、昔はほぼ毎日更新してた時期もありました。
高校生の時かな。
私と同年代の方は分かっていただけるかと存じますが、
あの時はガラケーをポチポチ駆使しまくって、個人もしくはツルんでた奴らと
ホームページを持ってた訳です。モバスぺとか魔法のIランド。
みんな暇な時に(主に古典の授業中)に必死にHTML言語をコソコソ弄ってるのです。
どうしたらブログのリンクを点滅させたりとか、流れる文字とかキラキラした絵文字使って
デコログのリンクを貼って、週3更新は当たり前。
気合い入ってる子は毎日更新して、カラコンやサプリのアフィリエイト貼ってました笑
彼女とプリ撮ったらもれなく掲載、記念日カウンターとか作っちゃってね。
他校の奴らでも、ホムペにリンク貼って飛んでくれ〜いなんて交流がありました。
今もスーパー根気よく探せば多分どこかにあるでしょう。
ブログ見たら8押してヨンダ!今のSNSでいうイイね!ですね。懐かしい!
あの時のマメさは一体どこにいったのやら・・・(笑)と、しみじみ思いながら紹介するのが
カンパニョーロの11速コンポーネントセット、POTENZA 11 (ポテンツァ)です。
とある用途でまるっと仕入れました。
スプロケットとチェーンは11速のグレード外パーツ位置づけなのでしょうか。
上記以外はしっかりPOTENZA 11の印字があります。
シマノのR8000系アルテグラを見据えた存在なのでしょうが、
写真でみるより実物のほうが高級感ありますね。
レバー表面は滑り止めのような処理が表面に施されています。
画像では分かりませんが、ブラケットフードは専用品で、
シフトアップが1段づつのみのパワーシフトです。
アテナの初期モデルはカーボンレバー+、上位モデル譲りのウルトラシフトが搭載されてましたが、
ポテンツァはアルミレバー+パワーシフトのみの設定です。
続いてフロント&リアディレイラー。
こちらは上位コンポーネントに準ずる形ですね。シンプルなつくりです。
フロントディレイラーはこのアングルで見るとシマノ製に見えますね。笑
さてブレーキです。
コンポーネントを評価する上で、変速のキレやタッチ以上に重要視される
キャリパーブレーキの性能ですが、十分に効くことが確認できました。
廃盤になる寸前のATHENAグレードのブレーキ、
(シルバーでカンパニョーロの文字が入ったのみのBR15-BDPという品番です)
がオっそろしく効かなかった為、不安と期待が入り混じってたのですが、
とあるフレームに組み込んで実走したところ、上位グレード同等の制動力でした。
稼働部のベアリングは採用されてないものの、十分に軽いタッチです。
絶対的な制動力は間違いなくシマノですが、引いた瞬間から強力なストッピングパワーが働くシマノと違い、
強い制動力が欲しいならば強く握った分だけ効いてくれるカンパならではのフィーリングです。80点。
おっとクランク単体の画像が消えてしまいました。泣
なので組み込んだバイクをチラ見せしますが、
2018年モデルのPOTENZA 11から、
なんとクランクがこっそりパワートルクからウルトラトルクに変更となりました。
パワートルクでも使用する分には全く不満はないのですが、
脱着に少々難があるのと、カーボンクランクで固着が発生した場合に高確率で起こる事件がまー恐怖なので
ウルトラトルククランクへのマイナーチェンジは大賛成。
特に大々的に発表があった訳でもないので、発注をかける際に記載ミスではないかと疑ってしまいました。
細かい事をいうと、従来のウルトラトルククランクは、
右側クランクからフィキシングボルトを通して固定しますが、今回のポテンツァは何故か逆でした。
さて、軽く紹介させて頂きました2018年モデルのカンパ POTENZA ポテンツァ コンポーネントですが、
とあるバイクに使用し、組み上げてご納車させて頂きました。
イカすこのバイクのお話はまた後日。
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担当 阿藻