初心者でも安心!おしゃれで快適なサイクルジャージの選び方と人気メーカー
WRITTEN BYvalon_admin
blogロードバイクを買ってそのスピードを体感すると、色んな所に行きたくなりますよね。いままで想像できなかった距離を自分の力だけで走りきれたときの達成感はとても大きなものです。それを求めてロードバイクに乗り始めると、必ず目に入るはずです。
ピチピチなウェアに身を包んでロードバイクに乗る人たちが。
彼らが着ているのは“サイクルジャージ”
「自転車に乗るための格好とは知っているけど、ガチ勢っぽくて着るのは恥ずかしい。。」
「着てみたいけどどう選べばいいのかよくわからない…」
と思ってるあなたにサイクルジャージの選び方を伝授します!
INDEX
- 1. サイクルジャージって必要?
- 2. サイクルジャージの種類
- 2.1 ジャージ
- 2.2 レーサーパンツ、ビブショーツ
- 3. サイクルジャージの選び方
- 3.1 サイクルジャージはピッタリが基本!
- 3.2 素材や作りにこだわる
- 3.3 色や柄でお洒落にきめる!
- 4. 初めてにオススメのサイクルジャージ
- 5. ジャージ以外のサイクルウェア
- 5.1 アームウォーマー、レッグウォーマー
- 5.2 ウィンドブレイカー、ジレ
- 5.3 ピチピチ以外のサイクルウェア
- 6. サイクルジャージの選び方のまとめ
1. サイクルジャージって必要?
なんであんなにピチピチなの?ってのがまずありますよね笑
ピチピチな理由、それはズバリ“空気抵抗の軽減”です。
「自転車如きで空気抵抗なんて…」と私も思っていました。
しかし何馬力もある車のエンジンと違い、非力な我々人間の出せるパワーはたかが知れています。それ故に、スピードを出していくと空気の壁を掻きわけるのに多くの力が必要になります。
プロのレースでは空気抵抗から仲間を守ったり、逆に空気抵抗によってライバルを疲れさせるために様々な戦略をたてます。プロでなくても、ちょっとスピードを出したり、軽い向かい風だけで踏み込むペダルはグンと重くなります。
ロードバイクにとって空気抵抗は文字通り「立ちはだかる壁」となるのです。そのために不要な部分をそぎ落としたら、こんな見た目になりました。水着は泳ぐためにあるように、サイクルジャージは自転車に乗るために作られたウェアです。
でも、サイクルジャージを着たから速く走らなきゃいけないなんて決まりはどこにもありません!
「自転車を快適に速く楽しく乗るための格好」、それがサイクルジャージです。
2. サイクルジャージの種類
2.1 ジャージ
ジャージの多くはフルジップタイプですが、ハーフジップタイプや、最新のジャージは空気抵抗削減のためにジッパーすら排したジャージも作られています。競技指向なジャージになるほど、薄くて肌に密着する傾向にあります。
メーカーによってデザインや素材、丈感、フィット感は様々。
2.2 レーサーパンツ、ビブショーツ
肩ひもがついているものは「ビブショーツ」と言います。肩から支えてずり落ちを防ぐのでお腹まわりがとても楽になります。その快適さから、ビブショーツを使う方の方が多いですね。
「ノーパンでこれを履くって本当?」→本当です。笑
下着を履くと股ズレの原因になるだけでなく、下着の形にパンツが浮いて大変カッコ悪いです。基本的に黒や紺など、濃い色がほとんどです。
その他にも冬用ウェアや様々な天気、気温に対応するアイテムがたくさんあります!
3. サイクルジャージの選び方
3.1 サイクルジャージはピッタリが基本!
サイズが合っているかのチェックは簡単!前傾姿勢になってみて、お腹や胸でダボダボとウェアが余っていないか確認。これだけ!
前傾姿勢で生かされるウェアなので、直立したときは結構きつかったりします。また、直立してジャージでお尻が隠れてしまうようならサイズを落としましょう。
レーサーパンツは裾が余っていないかどうか。
ピタッと肌に沿っていれば大丈夫です!
こちらも前傾姿勢になって股関まわりが極端にダボついていないか確認しましょう。緩いと股ズレの原因になります。
お客様からの質問で一番多いのが、サイズ感に関するものです。
初めて選ぶとき、普段の洋服の感覚でついつい大きめを選んでしまいがちです。でもですね、サイクルジャージを着るからにはぜひピッタリとフィットしたものを選んでください!
先に書いた空気抵抗ももちろんですが、風を受けてバタバタと動くのは思っている以上にストレスになりますし、何より見た目がだらしないです。非常にカッコ悪い。
また、ロードバイクに乗っていると汗を多くかくので、肌から汗を離して素早く乾かすのもサイクルジャージの役割です。その際にダボダボのウェアを着ていると、外側に汗を移せずいつまでも肌に留まるため大変不快です。
恥ずかしいのは…慣れます!!一回着ちゃば大丈夫!笑
3.2 素材や作りにこだわる!
ジャージは汗を乾かすためにメッシュが多く使われていますが、メッシュと言っても仕上がりは様々。高級なウェアは、より自然にピッタリとフィットさせるために、メッシュとは違う伸縮性の高い素材で作られています。
肌触りの良いウェアは着ていて大変心地よいものです。最近のサイクルジャージは化繊がほとんどですが、中にはウールを混ぜて着心地を追及したものもあります。
ちなみに最近は「袖長め」がちょっとしたトレンド。昨今のエアロブームの影響で、ヒジちょい上ぐらいまで袖があると非常に今っぽいです。
レーサーパンツやビブショーツは、パッドが命!どんなに高いものでもパッドがお尻に合わなかったら痛くなってしまいます。
一般的にロングライド向きは厚く、レース向きは薄めになっています。
お尻や乗り方は人それぞれ。いろんな種類を試してみてください!
3.3 色や柄でお洒落を楽しむ!
よくあるコーディネートは乗っているバイクの色を拾ってあわせる技。
濃い色ベースの車体なら、普段なら選びにくい大胆な配色や柄でもかっこよく映えます。サッカーや野球のように、プロチームが着ているジャージのレプリカも販売されているので、好きなチームとお揃いなんてのもあり!
気に入ったジャージがあるとロードバイクに乗るモチベーションにもつながります。どうせ乗るならかっこよくいきましょう!
4. 初めてにオススメのサイクルジャージ
PEARL iZUMi(パールイズミ)
日本のサイクルジャージメーカー。通常のサイズに加え「ワイドサイズ」「トールサイズ」も用意する至れり尽くせりなメーカーです。比較的手を出しやすい値段でオススメですが、結構人とかぶりやすい。
Kapelmuur(カペルミュール)
いわゆる「ガチっぽさ」がなく、リラックスした大人な雰囲気をもったブランド。パッと見はヨーロッパっぽいけど、日本のメーカーですのでサイズ感も日本人にピッタリです。
外神田店にはカペルミュール大好きなマネージャーがおります笑
Rapha(ラファ)
お洒落ウェアの代名詞的存在。洗練されたデザインと質の良さの虜になったファン多数。
ロードバイクは「安物買いの銭失い」が往々にして起こる趣味ですので、大切な一着を買って長く楽しんだ方が幸せになれると断言できると思います。
5. ジャージ以外のサイクルウェア
5.1 アームウォーマー、レッグウォーマー
冬ウェアほどではないけど、ちょっと肌寒い日に夏物と合わせるのがこちら。走っている間に暑くなったら外してポケットに入れられます。春と秋の中途半端な時期に大活躍。
5.2 ウィンドブレイカー、ジレ
ペラペラしてますが防寒効果は見た目より高いです!軽い雨もこれでしのげます。
とくにジレは使い勝手がいいのでオススメ!
5.3 ピチピチ以外のサイクルウェア
これまでフィット感をかなり重視したガイドとなりましたが、ピチピチしない街乗りを意識したウェアもあります。
これもただのデニムパンツに見えて実は自転車に乗りやすい裁断で作られております。見た目は普通の洋服なので、ちょっとした(数キロ圏内)シティライドでカフェなんかにも寄りやすいのが特徴。
6. サイクルジャージの選び方のまとめ
ここまでいろんなことを書いてきましたが、結局のところは、「気に入ったウェアを着るのが一番」です。機能だなんだってごちゃごちゃ考えずにビビッときたウェアを着ましょう!笑
僕が一番言いたいのは「サイズ感が大事!」ってことですが、それもウェア選びの一要素でしかありません。
ロードバイクは初期投資が大きい趣味ですから、ウェアは優先度低めになりがち。だからこそ素敵なウェアがあることを知ってもらうきっかけを作って、ロードバイクライフをさらに楽しいものにして欲しい!そんな想いをちょっぴりこめて今回は書きました。
とはいえサイクルジャージって(というかサイクルウェア全般)結構お高い。。とお思いのあなた。
上に書いたRapha、新品だとかなり値が張ります(だいたい2万〜)が、USED専門のビチアモーレ外神田店なら、なんと半額以下で手に入ることも…!!
ヤフオク
https://auctions.yahoo.co.jp/seller/cyclejersey
↑にも出品していますのでぜひ覗いてみてください!もちろん外神田店にいらしてウェア好きな僕らスタッフにご相談いただいてもOKです!
ぜひお気に入りの1着を見つけて、素敵なロードバイクライフを送ってみてはいかがでしょうか。