ツール・ド・おきなわ 市民レース50km サーティー
WRITTEN BY早ぴっぴ blogおかげさまで仕事が忙しく・・・
この1ヶ月間でロードバイクに乗れたのは
イオンバイクエンデューロ(千葉幕張)と赤坂御苑の周回ポタリングの2回のみ。
1ヶ月間で2日て・・・。しーーーん。
さらに、前々日より風邪をひいてしまいました。
レベルが高いと噂されるツールドおきなわ、どーせ獲れる訳ない!
ムキになって勝っても大したもん、もらえないじゃないか。
もし、落車して怪我したらどーすんの?
沖縄の景色を楽しみながら走ろう。そーだそーだ!
・・・そんな訳でレースはいつも2列目を死守するの
今回は、後方にてスタンバイ。
のんびりモード。
機材は、サメ君で出場予定だったけど嫁ぎ先が決まったので
「目標は完走」のポタリングに変えたので脚に優しいビアンキ、オルトレを選択。
今回、私がエントリーしたのは、市民レース50km(30歳以上39歳までの部)。
本部半島を時計回りに周回するコースで
21世紀の森体育館の前を出発し、
観光名所、沖縄美ら海水族館の前を通り今帰仁(なきじん)を通って
スタート地点に戻ってくるという平坦基調でポタリングするには絶好、絶景のルート。
一般道をこんなにも長い距離を封鎖して開催するなんて
関係各所の皆様、本当にご苦労様です!ありがとうございます!
とかとか考えていると、いよいよスタートの合図が聞こえ
サイコンのスタートボタンを押す。
前の方から順にゆっくりと集団が動き出し
パチンパチンとクリートをはめる音が聞こえる。
おっ、さっきまでゴッホゴホ咳が出ていたのに止まったやん。
勝手に気合いが入ったのかもしれない。
今日は背中にOKINAWAの文字が多いナァと思いつつ
449号線、海沿いの道を朝日を浴びながら
長くてデカイ集団の後方で走る。
走りながら脚の各部位をストレッチ。
あっ、今日はアップはもちろん、
ストレッチさえほとんどしてなかったな・・・
平坦に見える道も緩やかな上りや下りが繰り返され、
上りになると遅れる選手やふらつく選手が出てくる。
うーーーん、やはり集団の後方は危険が危なくてリスクが高い!
巻き添えくらいのは辛いのでチョットだけ前に行こう。
あくまでもポタリングだけど。
緩やかな上りで少し速度が遅くなるタイミングを見計らい
50番目くらいに一気に順位を上げる。
おっ!あの選手、デキる!
安定したペダリングでいい感じの筋肉の選手を発見。
45~50km/h前後の巡航だけどこの選手にピッタリ付けば、
ストレス無く走行できる。
朝の海沿いって気持ちいい!さすが沖縄あったけー
●スタートしてから10km地点で脚の残り具合、95%
前日に宿泊した瀬底島が左手に見えてくる。
おぉ、キレイな景色だな~と思っていると・・・
それまで二車線だった道が急に一車線に!
デカイ集団は砂時計のように
急ブレーキ・斜行のラッシュを繰り返しながらも縦に長くなる。
うぉ、あぶねーー!
すぐ前で急ブレーキをかけた選手をギリギリのところで避けて何とかクリア。
あーーーこわかったーーーー
暫く走ると縦に伸びた集団も次第に元の大きさを取り戻す。
先導のバイクが見えた。まだ逃げている選手はいないんだ。
美ら海水族館の前は割と坂だったような気がするな。
あの坂を集団に遅れずに付いて行く事ができるのなら、
もしかして可能性あるかも♪
ダメよダメよ、今日はポタリングなんだから。
って思いながらふと左を見ると、、、美ら海水族館やん!
あら、このペースだと、もしかしらもしかするんちゃいまっか。
●20km地点で脚の残り具合、90%
505号線に入って小さいアップダウンの繰り返し。
小さいアタックが繰り返されているのか、
速度が安定しない。
んっ!しまった!
ふと気付くと私のいる集団と
先頭集団に30メートルくらいの差ができてる!
やべーーー
一人で復帰するとけっこう脚使ってまうナァ
横にいる黒ジャージの選手をチラッと見ると考えている事がたぶん同じだ。笑
ローテーしましょう!いいすね!
彼の合図で第2集団の先頭4人が高速ローテを開始。
ペースを上げてプロトンに復帰。
復帰した時に思わず拍手したくなった。
この時点で30番目くらい。
●30km地点で脚の残り具合、80%
向かい風の影響で35km/hくらいにペースが落ちる事もチラホラ。
これはありがてーーー
脚を安め、ストレッチしつつ、こまめにドリンク補給。
もしかしたら、このレース、獲れるんじゃないか!?
脚が全然残ってまっせ!
なーんて思っていると今帰仁(なきじん)の激坂にさしかかる。
うげっ、こんな坂あんの?聞いてないよー
でも周りを見るとみんな同じ感じだ!笑
今レース、初めてのダンシング。
心の中でワンツーワンツー(フィールサイクルかいっ)
ようやく!坂を越えた!?かな?
と思った瞬間、誰かがペースをメチャクチャ上げる!!!!
ここでかぁーーーー
けっこう予想通りだから付いていけるーーー笑
ここで先頭集団は15名くらいに絞られる。
●40km地点で脚の残り具合、70%
泣いても笑っても残り10km。六甲アイランド1周の距離。
ハイペースの先頭集団。しかし、まだまだ脚は残ってる。心臓も余裕。
ヤバイ、これはキタかも。入賞は確実やな。ポタリングは止めや!
タイミング良く得意のスプリントを発射すれば、獲れる!
くそー、ゴール前を下見しといたら良かったーーー
●45km地点での脚の残り具合、60%
サイコンの画面を見る。残り5km。
よしっ、ふくらはぎも太ももも攣ってない。
数えると10番目くらいだ。
集団の中で体を小さくして息を整える。
ギアを一番重くして、ゆっくりゆっくり脚を回し心臓も整える。
サイコンの画面を見る。残り1km。
さらにペースが上がる集団。
ここからサイコンは見れない。
よしっ、後はゴールのバルーンだけに意識を集中しよう!
速そうな選手を再確認しつつ後方も確認。
おっ!
バルーンが見えたっ!!!!
すかさず3人が飛び出す。
ふふふ、甘い甘い、この距離はまだ我慢ですよ。
右前方の選手に隠れ我慢する。
右前方からの向かい風、右にスペースができるはず。
タイミングを伺う。
徐々に近づくゴール。
まだだ、
まだだ、、、
まだだ、、、、、
イマダーーー!!!
やはり右前にスペースができた!
残しに残した脚をココでぶち込む。
後輪がアスファルトを削る感覚。
前輪が跳ねるのを押さえつけながら力の限り踏み倒す。
おりゃおりゃおりゃーーーー
ありゃー!ヤバい。
ゴールが思ったより近い。
スグそこやないかい!
一番前の選手に届かないかも><
だめ!まだまだロケットは続けられるの・・・・に・・・・
終了ーーーー!!
がくーーーー
2位ーーーーたぶん2位ーーーー
ギリギリ届いてないはずーーーー
リザルトを見るとやはり届いてなく0.09秒差で2位でした。
悔しい!悔しすぎるーーー!
1位の方はチャンピオンジャージもらえてました。うらやましー
鈴鹿のチャンピオンジャージと並べてお店に飾りたいので来年リベンジしようかな。
うーーん、どうしましょう。笑