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ロングライド実録!東京~名古屋間を走ってきました 前編

WRITTEN BY長谷川勇介 blog

皆さんこんにちは。ビチアモーレ南麻布店&横浜店スタッフの早ぴっぴこと早川です。
今までの自分のブログを振り返ると、ゴリラ見に行っただのガラクタ公園とか廻っただの、意図不明なポタリングしかしてません!(笑)
しかもシングルスピードの下駄チャリやろがい!これではかっこいいロードバイクブログの体をなしてないということで…
一念発起!東京~名古屋間をロードバイクで走ってきました。泊まり無し?の弾丸で。
その記録というか様子をご紹介いたします。長いですが、どうぞお付き合いいただけましたら幸いです。

使用バイク。コロンバスSLXチューブを使った30年くらい前のデローザ。

まず思い立った理由というのが、ビチアモが最近導入した「誕生日休み」という制度がきっかけです。
これは勤続1年以上の社員は、誕生日の月に3日間の連休と3万円のボーナスがもらえるというもの。
すごい!これは紛うことなきホワイト企業!(中の人間が言うとすげー嘘っぽいw)
行き先も候補はいくつかあったものの、訪ねてみたい所が多い名古屋を中心に東海地方に割とすぐ決定しました。
バイクは動かせるのは一台しかないので、もう自動的に決まりです。
あまりご紹介したことはありませんが、30年前くらいのデローザのスチール。コロンバスSLXチューブでできてます。コンポは現代的なアテナ11S。
9kgオーバーで重いし、フロントセンターの短さを感じるあまりロングライドに向いているバイクではありませんが、まあ何とかなるでしょう!

出発後すぐの国道246号。遠くに富士が見えるが、あの向こうへ行くのか…。
小田原の海。行く先の天候は大丈夫そう。

出発は11月24日、9時過ぎ。遅めの出発です。
一応の目安で24時間で走り切るつもりなのでしっかり寝ました。
麻布店をかすめて目黒通りへ。さらに246号を走りますが、246号の渋滞がすごい。
まあ急いでないし焦っても仕方ないのでゆっくり走ります。
467号を経由して1号に合流。ここからまっすぐ小田原まで平坦を走り、最大の難関、箱根に到着したのは15時過ぎ。
いや遅いな!時間かかりすぎじゃない?とやや気が重くなりますが、「昼間の都心は仕方ない。夜中には良いペースで挽回できるさ」と思い直して、箱根路にGO!

箱根湯本の早川。なぜここで撮ったかは言うまい(笑)


まあまあ登り慣れている箱根の新道ですが、この日ばかりは…辛かったです!
バッグが重いし邪魔っ気だし!なんだか後ろから引きずられている気分でえっちらおっちら進みます。
そして登っていきながら、辺りは段々暗くなっていき…てっぺんに着く頃には完全に闇夜でした。
しかも最後の方には疲れてフラフラになり、真っ直ぐ走れない始末。まだ100km程度しか走ってないのに大丈夫か!?
しかしこの箱根が道中の最難関。あとは平坦路を惰性で走っていけるはずということで、先に進みます。

箱根峠。芦ノ湖から先は自分にとって未知の道デス。

芦ノ湖から箱根峠に進み、三島の街までずっと下りです。
ヘルメットライトも装備し、あまり飛ばさないように慎重にダウンヒル。
標高が下がって気温が上がったのか、下りの寒さで凍えることもなく、比較的安全に行けました。
その途中です。視界が開けたと思ったら、なんと眼下には天の川のように輝く三島の街並みが!
照明も少ない峠道で、辺りは真っ暗な中、街の光だけが煌々ときらめいている…。なんと幻想的なシチュエーション!
まるで宇宙空間を走り降りる感覚デス。Dive Into Twinkle Ocean…
このライドで一番テンションが上がった区間でした。

箱根峠からの夜景。赤い塔は三島スカイウォーク。

と、ここで一旦区切ります。
全部一気に書くと流石に長いので(笑)
是非後編もご覧くださいませ。それでは。

三島だけでなく、はるか遠くの街の明かりも。美しい。
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