ロードバイクを盗まれない鍵の選び方とおすすめの鍵9選
WRITTEN BYvalon_admin
blog週末はロードバイクでサイクリングってとても気持ちいいですよね。
ですが、きちんと鍵をかけずにバイクから離れると、盗難のリスクがあります。
「お昼ご飯や休憩のときにロードバイクが盗まれないか心配!」
「ロードバイクに鍵を掛けているけど、ちゃんと愛車を守れるの?」
「鍵を持っているけど、重たくて持ち運びにくい!」
などといった愛車を守るための鍵に関する悩みをお持ちではありませんか?
ロードバイクの鍵に関する種類や、効果的な鍵の掛け方、おすすめの鍵を紹介していきたいと思います。
ロードバイクは一瞬の間に盗まれてしまう
ロードバイクは速く走るために、車両自体が軽量にできています。
しかし、軽量で高級なロードバイクには常に盗難の恐れがあるため危険です。
ロードバイク専門の窃盗集団が存在しているなんて話を聞きますが、プロの手にかかれば、ほんの数秒の間にロードバイクが盗まれてしまうこともあるでしょう。
そうならないためにも、ロードバイクには専用の鍵を使う必要があります。
自転車の盗難件数は年間25万件以上
日本国内では、自転車の盗難件数は25万件以上です。
この盗難件数はシティサイクルなども含む数ですが、ロードバイクは非常に高価な自転車。
そのため、シティサイクルよりも狙われやすいため、ロードバイクは盗難されないように特に注意しておく必要があります。
また、ロードバイクは一旦盗まれてしまうと、パーツごとに分解されてバラバラに売られてしまうというようなことも。
ですので、ロードバイクは一度盗まれると取り戻すことが極めて困難と言われています。
愛車を盗まれないために必要なこと
愛車を盗まれないために必要なことは
・専用の壊されにくい鍵を使う
・長時間ロードバイクから目を離さない
・人目のあるところに停める
・突発的な犯罪の抑止となるよう、目に付きやすい鍵を使う。
ということがあげられます。
壊されにくい鍵を使うことはもちろん重要ですが、人目につきにくい路地裏に長時間ロードバイクを置いていると、工具を使って鍵を壊されて盗まれてしまいます。
ですので、ロードバイクを駐車しておく際には、置いておく場所や時間も重要です。
愛車を守るためには、時間を掛けてでもしっかりとこれらのポイントは抑えておくべきです。
ロードバイク用の鍵を選ぶ際の3つのポイント
ロードバイクを守るためには、しっかりとした鍵が必要ということがわかりました。
ロードバイク用の鍵とうたわれているものの中には様々なものが存在しています。
しかし、盗難防止に役立つとは言い難いものも、中にはあるので注意が必要です。
そんなたくさんの製品の中から、盗難防止に役立つ鍵を選ぶポイントを紹介していきましょう。
ロードバイク用の鍵を選ぶ際のポイントは、大きくわけて3つあります。
・簡単に壊されないか
・持ち運びがしやすいか
・巻きつけられる十分な長さがあるか
簡単に壊されないか
ロードバイクを狙っている人の多くは専用の工具を携帯しており、通常のワイヤーロックだと簡単に切られてしまいます。
細いワイヤーロックの場合は、専用の工具を使うまでもなく、ホームセンターで売っているニッパーなどでも簡単に切ることができてしまいます。
盗難防止を重視するのであれば、ある程度の太さがあるものや、切断されにくい材質のものを選んだようがいいでしょう。
持ち運びがしやすいか
持ち運びのしやすさというのも、携帯の方法に制限があるロードバイクの場合は重要です。
この点は、他のポイントとは相反する部分になってしまいますので、自分がどの程度防犯性を重視するのかで選ぶ他ないでしょう。
小さなものであれば、サイクルジャージのポケットに入るものもありますが、防犯性には乏しいため、あくまで出来心での盗難を防ぐ程度の役割しか果たせません。
巻きつけられる十分な長さがあるか
ロードバイクは、ホイールを簡単に取り外しできてしまいます。
そのため、ホイールだけをロックしてしまうような鍵の使い方をしても、ホイールを外してフレームだけ持っていかれてしまうということも。
ですので、ロードバイクに鍵をかける際には、フレームや取り外しのできないものを巻き込んで鍵をかけることが重要です。
巻き込めるだけの長さがあるのかもチェックしておいたほうがいいでしょう。
ロードバイク用の鍵の種類
ロードバイク用の鍵には大きく分けて3つの種類が存在します。
それぞれ、メリット・デメリットが存在するため順番に解説していきましょう。
U字ロック
U字ロックタイプは、鋼鉄製のU字型のシャックルと呼ばれる部分とロック部分をあわせることで、ロックできる鍵です。
他の鍵に比べて、切断されにくい材質を用いることができるロック方式。
しかし、U字ロック部分に長さがなく、周りを巻き込んで鍵をかけるということができません。
ですので、単体で使用するよりも、他の鍵とあわせて使用することで力を発揮できるタイプとなっています。
チェーンロック
チェーンロックタイプは、チェーン状になっているため適度に柔軟性があり、強度も維持がしやすいタイプです。
しかし、重量が重くなる傾向があるため、軽量な鍵がいいと考える軽量志向の方にはあまりおすすめできません。
ですが、バランスがいいため、一つだけ鍵を持ち歩くというのであれば、こちらのチェーンタイプが最もおすすめです。
ワイヤーロック
ワイヤーロックタイプは、その名の通りワイヤーでできているため、軽量でコンパクトなのが特徴です。
特にカールコードになっているタイプはコンパクトに収まるため、携帯性を重視する人にはおすすめ。
ですが、防犯性能は最も低く、ニッパーやクリッパーなどで簡単に切られてしまいます。
そのため、防犯性能を重視する方には、ワイヤーロックだけではなく他のタイプのロックと併用することをおすすめします。
ロックのタイプ
鍵のロックの方法にも方式がありますので見ていきましょう。
鍵タイプ
鍵タイプは、鍵を使ってロックを外すタイプです。
鍵を持ち運ぶ必要がありますが、簡単にロックを外せるのでお手軽。
他人に鍵を開けられてしまう恐れもないので安心ができますが、鍵をなくす可能性があるというデメリットもあります。
ダイヤルロックタイプ
ダイヤルロックタイプは、数字を任意の数に揃えてロックを外すタイプのことです。
数字を合わせるだけでロックを解除をできるので、鍵を持ち運ぶ必要がありません。
ロックの解除などに時間は多少かかりますが、荷物を少しでも減らしたい人におすすめ。
ロードバイクの鍵のかけ方
どんなに頑丈な鍵を使用していても、鍵の取り付け方が間違っているとホイールを外されたりして、簡単に盗まれてしまいます。
ですので、きちんとした鍵の掛け方をしっかりマスターしておきましょう。
代表的な鍵の掛け方を紹介します。
地球ロック
ガードレールやフェンスなど、簡単には移動したり破壊したりできないものとロードバイクを結束する鍵の掛け方を地球ロックと呼びます。
地球ロックのポイントは、フレームとホイール、そしてガードレールなどの障害物の3点を巻き込むことです。
障害物とフレーム、ホイールをロックしていることで、パーツを簡単に外されて持って行かれるということがありません。
ホイールとフレームを巻き込んでロックをしていなければ、どちらか一方を外されて持っていかれてしまうということも考えられるので、フレームとホイール、障害物の3点を必ず巻き込んでロックするようにしてください。
また、障害物を巻き込まなければ、ロードバイクだけを車で持って行かれる可能性があります。
2重ロック
2重ロックは、地球ロックに合わせて使用することでより効果を発揮するロックの方法です。
2種類のロックを違った場所に掛けておくことで、鍵を切断するのに掛かる時間を伸ばすことが可能。
また、種類の違う鍵を使用していれば、切断するのに必要な工具も2種類必要になるため、簡単には外すことがなくなります。
防犯性を重視するのであれば、この方法を是非利用したいところ。
タイプ別ロードバイクの鍵のおすすめ9選
U字ロックタイプのおすすめ商品
パナソニック U型ロック SAJ080 ブラック
ロックのタイプ:鍵タイプ
頑丈さ:★★★★☆
軽量性:★★★☆☆
長さ:★★☆☆☆
製品重量:335g
製品サイズ:内径 約76mm×128mm
参考価格:2,800円税別
おすすめのポイント
U字ロックは頑丈ではありますが、本体自体が固くロードバイクに傷がついてしまうような材質のものもあります。
こちらのロックは、シリコンですべて覆われているため、ロードバイクを傷つけてしまう恐れがありません。
愛車に傷をつけたくないという方におすすめです。
ABUS(アブス)Granit X-Plus 540(グラニット エックスプラス540)
ロックのタイプ:鍵タイプ
頑丈さ:★★★★★
軽量性:★☆☆☆☆
長さ:★★☆☆☆
製品重量:1,556g
製品サイズ:深さ23cm、太さ1.3cm
参考価格:22,800円税別
おすすめのポイント
絶対に鍵を壊されたくないのであればこちらのグラニット エックスプラス540でしょう。
価格も高いですが、ロックの材質は通常の工具では破壊できないようなものを使用しています。
絶対にロードバイクを盗まれたくない!という方におすすめです。
KRYPTONITE(クリプトナイト) EVOLUTION MINI”7″(エボリューションミニ7)
ロックのタイプ:鍵タイプ
頑丈さ:★★★★★
軽量性:★★☆☆☆
長さ:★★★★☆
製品重量:982g(本体のみ)
製品サイズ:本体178x83mm、ワイヤー全長120cm
参考価格:10,500円税込
おすすめのポイント
U字ロックとワイヤーがセットになったタイプ。2重ロックを前提としたモデルですが、本体の強度も十分。
2重ロックをしたいけど、2つも鍵を買うのは面倒という方におすすめです。
チェーンロックタイプのおすすめ商品
ABUS(アブス)4804COMBO 110(4804コンボ110)
ロックのタイプ:ダイヤルタイプ
頑丈さ:★★★☆☆
軽量性:★★★★☆
長さ:★★★★☆
製品重量:472g
製品サイズ:全長110cm x 直径0.4cm
参考価格:¥3,980円税別
おすすめのポイント
チェーン式ながら軽量性を重視したモデル。
肩にかけて携帯することも可能で、携帯性にすぐれます。
軽量性とデザイン性を求める方におすすめ。
ABUS(アブス)5805KEY 110(5805キー110)
ロックのタイプ:鍵タイプ
頑丈さ:★★★★☆
軽量性:★★★☆☆
長さ:★★★☆☆
製品重量:715g
製品サイズ:全長110cm x 直径0.5cm
参考価格:¥3,980円税別
おすすめのポイント
アブス社のモデルの中でも、セキュリティーレベルと携帯性のバランスに優れたモデル。
通勤などでロードバイクを乗る方に最もおすすめできるモデルです。
Cannondale(キャノンデール)デビルチェイン90
ロックのタイプ:ダイヤルタイプ
頑丈さ:★★★★☆
軽量性:★★☆☆☆
長さ:★★★★☆
製品重量:360g
製品サイズ:全長90cm x 直径0.4cm
参考価格:2,500円税別
おすすめのポイント
ダイヤルタイプのチェーンロック。
超硬素材でできたチェーンは簡単には切ることができません。
鍵を持ち歩くのは面倒だけど、防犯性能を落としたくない方におすすめ。
ワイヤーロックタイプのおすすめ商品
ABUS(アブス)Microflex 6615 KEY(マイクロフレックス 6615 キー)
ロックのタイプ:鍵タイプ
頑丈さ:★★★★☆
軽量性:★★☆☆☆
長さ:★★★★☆
製品重量:710g
製品サイズ:全長120cm x 直径1.5cm
参考価格:¥3,980円税別
おすすめのポイント
ワイヤーロックではありますが、ワイヤーを囲うアーマーが装着されており、ワイヤータイプの弱点を補っています。
しっかりと強度を確保したいあなたにおすすめです。
CROPS(クロップス)Q-BIRO(キューバイロ)CP-SPD04-BR
ロックのタイプ:ダイヤルタイプ
頑丈さ:★★☆☆☆
軽量性:★★★★★
長さ:★★★★★
製品重量:111g
製品サイズ:ワイヤー全長180cm、ロック部分7.1×2.9×1.1cm
参考価格:¥2,400円税別
おすすめのポイント
形状記憶のワイヤーロックで、コンパクトに持ち運びが可能です。
コンパクトではありますが、全長が180cmと長く様々なものを巻き込んでロックすることが可能です。
コンパクトに収めたい方や、2重ロックに使用される方におすすめ。
ACTIVE WINNER(アクティブウィナー) 自転車ロック ワイヤーロック 120cm
ロックのタイプ:ダイヤルタイプ
頑丈さ:★★☆☆☆
軽量性:★★★☆☆
長さ:★★★★☆
製品重量:420g
製品サイズ:全長120cm x 直径1.2cm
参考価格:¥1850円税別
おすすめのポイント
価格が安く、導入しやすい点が魅力的。
ダイヤルタイプなので鍵をなくしてしまう心配もありません。
細いワイヤーだと心配という方におすすめです。