旧モデルがなんでも恋しくてやっぱりカッコよかったハナシ
WRITTEN BYvalon_admin
blog
時代が流れると共に様々な素材、トレンドが生まれ、進化を続ける自転車。
我らがロードバイク。
愛してやまないロードバイク。
そんなロードバイクですがどうもアタシ、
最近のモデルにはトキメカナイと云いますか
魅力が無いと言えば失礼ですが・・・・・
性能や軽さのハナシをしますと最先端のモデルが優れているのはもはや決定的ですが。
私がロードバイク選びにあたって重視しているのが「ルックス」
パッと見て
「イケてる側」と
「イケてない側」に
分かれてしまう非常に重要なポイント。
そんでもってイケてる側のバイクを思い返すと
どうも
やっぱり
なぜか?
旧モデルばかりな訳でして。
例えばコチラ。
デローザのIDOL(アイドル) 2007年モノ
イタリアンバイクらしい高貴なデザイン。
弓のような流れる形状が美しいトップチューブ。
そして「アイドル」という如何にもなネーム。
二代目はホリゾンタルデザイン、レーシーな形状に変わってしまいましたが
初代アイドルは私の思うイケてるバイク第一位でございます。
上の画像は雑誌等、広報として使用されていた画像ですが
ホイールのチョイスが反則ですぜマドモアゼル。
旧モデルが恋しいのはロードバイクだけならず。
クルマで言うならばマセラッティ。
クーペのグランツーリスモやクワトロポルテはその大柄なフォルムと
あのジェントルメーンな深いエグゾーストノートから「いかにも」感がプンプン匂いますが
マセラッティがフェラーリ傘下(現FIAT)に収まった1997年、デビューした3200GT
その特徴的なブーメランテールはイタルデザイン巨匠のジウジアーロによるもの。
後継のクーペ/スパイダーは米国での販売開始に伴い、光量規定の関係でボディデザインそのままに
至って普通のテールデザインに変更されてしまいました。
あぁ無念。
マニアックなハナシになりますがブリッピング時のアフターファイヤ音は反則ですぜ。
やはりデザインだけでクルマを選ぶなら3200GTかプジョーの406クーペでしょうか。
クルマといえばBMWもしかり。
BMWの象徴であるキドニーグリルと丸目2灯ヘッドライトがまさか繋がる時が来るとは。
私は両親の影響でBMW党ですが
幼き頃に家にあったe30型の3シリーズがそれはそれはもう大好きで。
あの小さくも塊感のあるデザイン、M3と同じスポイラー、洗いにくいBBSクロスメッシュのホイルが脳裏に刻み込まれている自分にとっては
今のF30型3シリーズは違和感しか無い訳でして。
e30型からe46型の325Mスポに乗り換えたのを知った時は大泣きした記憶がありまして。
もし儲かって儲かって仕方がありませんのよアナタ~的な事になったのならば
自分の手で買い戻したい今やビンテージな1台です。
クルマといえば手のひらサイズの走る愛車。ミニ四駆。
私が小学校低学年の頃はミニ四駆が大ブームでして。
勿論新型のマグナムとソニックが出ようもんなら
親の手を引っ張っておねだりチェケラをかまして
一緒にモーターも電池もパーツも買って、
羨ましくもコースを持ってた友人の家に転がり込んで改造して
それはもうそれはもう放課後や土日が楽しかった日々を過ごしていたのですが
サイクロンマグナムの後継、ビートマグナム。
・・・・・・・・・・・・・・・なんじゃこりゃ。ダサッ!
肉抜きする気にもなんねーぜ!
どうもこれは頂けない感が半端なくて。
一体ナンボ注ぎ込ますねんと思っていたであろう親の手を引っ張る事なく終了した訳でして。
サイクロンマグナムの地を這う低さが好きだったのに。
思い返せばどうも新型が好きになれない症候群はこの辺りから発症していた様です。
最近巷でミニ四駆3次ブームなるものが起こっているようで。
今度はオトナが躍起になって子供そっちのけでハマっているようで。
やっぱりパーツ買い占めとかあるみたいで。
ふとヤフオクを見るとそのカッコよさで大人気かつ、
当時誰もが持ってた「スピンバイパー」がコンチネンタルのグランプリ4000SⅡが 1本買える値段が付いてて
驚いた今日このごろ。分かり易い例えでしょう?
その他サッカーボールや
FIFA ユーロカップ2004 ポルトガルで使われた公式球
アディダスのロテイロブエロ。
いま見ても優れたデザインだと思いますよ。
ボールがあればスパイクも。
アディダスのプレデターパルス。
デザインがカッコイイと価格もやっぱりカッコイイのはスパイクとて同じ。
買って貰ったんだぜぇ~と自慢げに履いてたメイトはちょっとしたヒーローでした。
最近のトレーニングシュー(トレシュー)やスパイクは
どうやら蛍光カラーが多く採用されている様で。
この辺りは最近のバイクカラーに通ずるものがありますね。
ナイキのtotal90シリーズが懐かしい。
今もあるのでしょうか?
その他旧モデル/絶版なのだけどっやっぱり新モデルよりイカす!ブツとしましては
ipod classic 5th
ルイ・ヴィトンのグラフィティーライン
中田英寿が持ってたような。
ガラパゴスケータイ ドコモのN900i NEC製。
グッドデザイン賞貰ってましたね。
後継の901iはあ・・・・ごめん・・・・な感じでした。
まだまだ時計や小物 建築物等、ご紹介したいのは山々ですが
収集がつかなくなりますので 古き良きバイクのハナシにはいりましょうか。
先日 2007年モデルの素敵な二台をイチからカスタムさせて頂きました。
KLEIN(クライン) Q-Elite
ORBEA(オルベア) ORCA(オルカ)
どちらもその美しさ、デザインセンスから好評価を得たフレームであり、
KLEINは今やメーカーが消滅。
二代目ORCAは昨今のロードバイクを凌駕する造形の美しさからプレミアムな価値がついている一本。
どちらもカスタムの素材としては一級品。
私のカスタムフィロソフィーを具現化すべく、2人のオーナー様とは
本当に夜遅くまで連日連夜、お話をさせて頂きました。
また高額になりがちなパーツ選定や納期等、私の提案を全て承諾して頂き本当に感謝しております。
妥協なきパーツの選定、作業、そしてオーナー様の意向。
両車ともに「トータルコーディネート」に趣きをおいて仕上げさせて頂きました。
性能を重視するあまり、綺麗に纏まったバイクが多いとは言えない中、(あくまで主観ですが)
お手本と言っても過言ではない極まったバイクが誕生したのではないでしょうか?
特記事項は
二台ともあくまで「街乗りメインのバイク」であること
KLEIN Q-eliteはフォークコラムがアルミ+フラットペダル込でなんと7kgを切ってしまった事。
ORBEA ORCAは何時かはやろうと思いつつなかなか実現しなかった
パーツの「ワンオフ」カスタムを施させて頂きました。
そして、7年前のバイクということ。
バイクの詳細は次回更新時に紹介させて頂きます。
最後に、
あなたが読んでいるのは確かに「ビチアモのブログ」ですのでご安心下さいまし。笑
コンポ組付、オーバーホールご依頼、その他メンテナンスにつきましてはお気軽にご相談下さい。
TEL/FAX 0797-38-5581
メールアドレス info@biciamore.ne.jp
ビチアモーレ芦屋 担当 阿藻