脱初心者!ロングライドを楽しむために覚えたい3つのコト
WRITTEN BYぎんちゃん blogこんにちは!
南麻布店の川ちゃんです、雨模様の多い6月ですが皆様どうお過ごしでしょうか?
ぼたもち腐らせていませんか?
さてさて、先日公開されましたビチアモTVの動画
超ロングライドといっても差し支えない「ブルべ」のお話、見ていただけましたでしょうか?
https://www.youtube.com/watch?v=a040M8seGo4
動画の中でもしゃべってますが、ブルべは一番短い距離でも200㎞、
イメージとしては「早朝に出発してその日の夕方まで走る」ライドですから、
なかなか始めるには高いハードルですよね。
でも、ロードバイクに慣れてきたら、ブルべとまでいかなくても是非、
近所やサイクリングロードを飛び出して、遠くの地まで自分の足で往く
「ロングライド」に取り組んでいただきたい。
そんなロングライドに最低限必要なスキルを3つ、今日はご案内します。
(1)パンク修理ができる!
これはまず、ロードバイクを楽しむのに絶対と言っても過言ではない必要なスキルです。
ロードバイクは機材ですから、定期的なメンテナンス、整備は必要です。
そういったメンテナンスを怠っていなければ、落車などの外的要因さえなければ、
まずほとんどのトラブルは回避できます。
実際、自分は過去数えきれないほどのブルベや300km以上のロングライドを体験してきましたが
走行不能に陥ったトラブルは、パンクを除いて一度もありませんでした。
▲長距離となるといつもきれいなアスファルトとは限らない!
しかし、逆に「パンク」だけは、きちんと整備していても、どうしても起きてしまうトラブルといえます。
ですから、自分の手でパンクの時に修理をし、ライドを再開できるスキルっていうのは必要不可欠なんですね。
ちなみに、もしロングライドなど出先でパンクした場合、その場でパンクを修理するというよりも、タイヤに刺さった異物を取り除いてチューブそのものを変えてしまう事をオススメします。
必要なものはタイヤレバーと空気入れ、それから替えのチューブの3つ。
慣れてくれば10分もかからずに出来るはずです!
(2)輪行ができる
これもぜひマスターしていただきたいスキル。
日本ではほとんどの鉄道路線で自転車の車内持ち込みは、バイクを輪行袋に入れての「輪行」がルールづけられています。
ですので、愛機と一緒に鉄道を利用するには輪行が必要不可欠です。
▲輪行は乗客や利用者の妨げにならないようにスマートにやろう
先に書いたように、ほとんどの機材トラブルは事前整備で回避できるのですが
それでも不運にもスポークが飛んでしまったり、異物を巻き込んで変速機が壊れてしまったり、はたまた、疲労困憊で当初予定していたルートを完走するのがむつかしくなってしまったり……
そういう場合のエスケープとして鉄道による輪行はやはり「無事に帰る」手段として用意が必要です。
また、輪行ができれば近所ではなく、自宅から遠く離れた駅をスタート地点にすることも可能!
100km走ることが出来る走力のライダーがいたとしても、輪行が出来ないと
往復を考えて自宅から50km離れた場所までしか行けませんが、輪行が出来ればもっと広いの地域でサイクリング楽しむことができるわけですね。
(3)100km走ることができる
ロングライドは何キロから?という話題はしばしば耳にしますが……
僕自身の意見を言わせてもらえば、ロングライドは距離もそうですが「時間」も重要な側面だと思うんですね。
例えば、休日の朝に少し早く起きて、今日はロングライドを楽しもうと電車で輪行して目的の出発地点に向かい、朝の9時か10時に着いてライドを始めたとします。
目的地の峠や景色、あるいは美味しいお店でランチをして、暗くなる前、夕方まで走って16時頃にゴール地点に着き帰宅する。
このモデルケースの場合、おおよそ時間はだいたい6~7時間です。
食事や休憩時間などを省けば5時間前後、自転車のペダルを漕ぐわけですが
今までいろんな方とライドをしてきて、おおよそサイクリングにおけるグロスタイム(信号や道路事情による停車減速を含む平均)は、だいたい20km/h前後が多く、グロス20km/hで5時間走るとなると、距離でいえば100km程度になるんですね。
つまり100kmを無理なく楽しむことができるようになれば、一日自転車を楽しむことができるわけですね。
逆にこれが60km程度の走力だと、グロス20km/hだと3時間、お昼過ぎには疲れてしまうというケースになってしまいます。
なにより走力に余裕があれば、よりいろんな景色や道、場所を楽しむことができますから、是非一日ライドを楽しむ走力は身につけていただきたい所です。
▲レースに出なくても走力がある方がライドはより楽しめます
つらつらと書いてみましたが、この3要素をマスターしていただければ、脱初心者と言っても差し支えない、より広いサイクリングの世界を楽しめるはず。
というわけで、ロングライドに合わせて今回ご紹介する一曲は、旅に出たくなる時に聴きたい一曲です。
The Doobie Brothers / Long Train Running(1993 Version)
これはどこかで聴いたことがあるという方も多いのではないでしょうか?
印象的なギターリフから、トム・ジョンストンの、こう、男臭いといいますか、野趣あふれる歌声が魅力的ですよね。
歌詞もいいですよね、歌いだしの「Down Around The Corner~」からの
「そこの角を曲がって、ここから半マイル先だ」
っていう部分、こうワイルドな楽曲ながら叙情的な歌詞がまた魅力的ですよね。
(おっと!歌詞の本当の意味はあまり詮索しない方がいいかもしれませんね!)
70年代初頭の曲ではありますが、個人的にはハウスが好きというのもあって93年のアレンジバージョンで紹介です。
丁度、ユーロビートの名ユニットであったバナナラマも同時期にカヴァーしてましたね。
自分がこの曲を知ったのも93年のリリースからだったので、ちょっと思い入れ、あるんですよね。
というわけでロングトレインだけではなく、ロングライド、ぜひいかがでしょうかということで!