ロードバイクのフレーム小物部品って大切です!!
WRITTEN BY木村迅 blog皆様こんにちは!「みっちゃん」こと南麻布店、横浜店のスタッフ三井です。
この前ちょっとふれましたが、みっちゃんはフレームを買いました!
アルゴン18 ガリウム
組立が大好きなみっちゃんは下準備も結構時間をかけてやります。
今回はその前に確認して頂きたい重要なことをご紹介します。
新品でも、リセール品でもロードバイクのフレーム購入に大切な事は、付属品の確認です!!
このロードバイクフレームはフレーム小物も揃っていて、Di2やメカニカルどちらにも組付け対応ができます。
突然ですが、
ここで皆様にビチアモーレスタッフとして皆様にお願いです。
新車を購入したら必ずこれらのロードバイクのフレームの付属品は絶対に捨てないでください。
メーカーによって対応は様々ですがファーストオーナーのみ販売など入手が非常に難しい場合がほとんどです。
また在庫が無くなってしまい入手ができない!なども今後、発生すると思います。
コンポパーツの換装等の対応の際パーツが無くて組み換えができないって非常に悲しいです。
残念な話ですが、査定の際も付属品が無いと減額の対象となってしまいます涙…。
ちなみにみっちゃんモノを凄く無くしやすいですw。パーツをとっておく自身が無いです。
(皆様にお願いをしておきながらごめんなさい。)
そこで無くした時の為に予備を作ってしまおうって挑戦してみました。
今回挑戦してたのがこのシフトアウターワイヤー受け
量産するならアルミ材を旋盤で削りだして作るのが多分セオリーですね。
でも作るのは2~3点ですので何か良い方法が無いかと調査しましたら、
ありましたよ!3Dプリンターってのが。
しかも受託サービスって良いものがあるので今回はそれを利用することにしました。
金属用の3Dプリンターを普通に買おうとすると以前なら家一軒分くらいのお金が必要でした。今でも高級外車が買えるくらいの価格が必要なので、受託サービスはありがたいですね。
みっちゃんは自転車弄る大好きでこの業界に入りましたが、前職ではCADを使う仕事もしていたので3DCADも使えるので早速ノギス片手に既存部品を採寸して3Dモデルを作りました。(採寸後に造形条件に合わせて形状変更しています。)
これを受託会社にデーターを送って2週間…。
出来上がり!!
出来ました!!梨地の仕上がり。今回はチタン! 錆びません!
フレームに入れてもちゃんと入ります。3Dプリンターの造形精度は高いです。
しかし、いくら金属で作ったからと言って妄信してはいけません。
荷重試験を実施
もともとはスポークテンションメーターの校正用に作ったジグにセットして127kg荷重で1時間放置。
結果としては形状に変形が見られませんでした。凄い!!
これなら組付けてワイヤーの荷重がかかっても大丈夫だなー。
実用できそうなパーツ出来上がりました。
いやー、モデリングからデーター入稿造形まで長い道のりでした。
ここまで来て気が付いたのか今度の自転車はDi2で組む予定…。
作った小物部品ってシフトアウターワイヤー受けだから使わないよねー…。
さー気にせずフレームにガラスコートしよう涙涙。
皆様インターナル仕様になっているロードバイクのフレーム小物は無くさないように注意してください。
アルゴン18のフレームについては組み立てる機会がございましたらまたブログで紹介致します。
あと少しで梅雨が明けそうです。
炎天下のライドは熱中症の危険がありますので、皆様お気をつけて!!
最後までお読み頂き誠にありがとうございます。
執筆 南麻布店 横浜店 スタッフ みっちゃん こと 三井 薫